食トレーニング研究所長 管理栄養士 木下ともえです。
電気圧力鍋を買ってから、何か料理を作るときに「これは電気圧力鍋で作れるかな?」って考えるようになりました。
YouTubeの管理栄養士が教える【太らない電気圧力鍋レシピ】の再生リストはこちら↓
ゆで卵も電気圧力鍋で作れるのだから、枝豆もできるんじゃないかと思い、チャレンジしてみました。
が、失敗……。
このコラムでは、電気圧力鍋で枝豆を茹でるとどうなるのかについてお知らせします。
電気圧力鍋で枝豆を茹でてみた
もちろん、まず初めに私が愛用中のアイリスオーヤマの電気圧力鍋のレシピ集に枝豆の茹で方が書かれていないかチェック。
残念ながら、掲載されていなかったので、ネットで検索してみました。
普通の圧力鍋で枝豆を茹でる方法はけっこう見つかったのですが、電気圧力鍋のレシピはなかなか見つかりません。
普通の圧力鍋は圧力がかかったら、火を止めて、フタに水をかけて急冷し、圧力を下げる方法が使えますが、残念ながら電気圧力鍋にその方法は使えません。
急激に圧力を下げて、フタを開け、枝豆を冷やさないと柔らかくなりすぎたり、変色してしまうので急冷してフタを開ける必要があるのです。
クックパッドレシピ編
他社の電気圧力鍋を使ったレシピでしたが、枝豆を茹でる方法がクックパッドで見つかったので早速チャレンジをしてみました。
加圧1分でセットして、圧力表示ピンが上がったら、電源をオフにしておもりのレバーを排気に合わせて強制排気。
な、なんと、おもりのところから、噴水のように水があふれて大変なことになりました。
大惨事後にアイリスオーヤマの電気圧力鍋KPC-MA4の取扱説明書を見ました(遅い!)
調理途中でふたを開けるときは
●必ず次の手順で圧力を抜いてから開ける
①保温/取消ボタンを押して、圧力調理を終了する
②ぬれタオルをおもりの上にかぶせ、ミトンなどをはめた手で、おもりのレバーを回して排気に合わせる
③蒸気が出なくなったら、タオルを取り、圧力表示ピンが下がっていることを確認する
④下記「調理後は」を参照して、ゆっくりふたを開ける
無理に開けると、内容物が吹き出してやけどの原因になります
普通の電気圧力鍋で強制排気してもそこまで噴出することはなかったので、甘くみてました。
おもりにタオルをのせないと危ないのですね。
みなさんはちゃんと読んでから、使ってくださいね。
さて、大惨事を経てできた枝豆の味ですが、今まで人生のなかで食べた枝豆の中で最もおいしい枝豆だったんです。
少ない水分でごく短時間の加圧のせいか、味が濃くて甘い!
この枝豆の味が忘れられず、また食べたいと思い、大惨事にならないように、今度は自分で考えた方法で茹でてみました。
オリジナルレシピ編
思いっきり失敗しているので参考になりませんが、記録として残します。
電気圧力鍋で作る【枝豆】
<材料>
枝豆(皮つき) 250g
塩 小さじ1
水 200ml
<作り方>
①枝豆の洗って両端を切り、塩をまぶして揉み10分置く。
②内なべに水200mlを入れて蒸しプレートを入れ、洗って水を切った枝豆をのせる。
③フタをして、加圧1分で調理スタート。
④調理が終わったら、フタを開けて枝豆を冷ます。
大惨事にはなりませんでしたが、色がきれいな緑色でなく、食べてみると柔らか過ぎて美味しくありません。
内なべに直接枝豆を入れないので大丈夫かな?と思ったけど、思いっきり加熱し過ぎ。
思いっきり失敗しましたが、人生で一番美味しい枝豆の味が忘れられないので、また挑戦したいと思います。
また、報告します。
良い方法をご存知の方、ぜひ、教えてくださいね。
使用中の電気圧力鍋はこちら↓