一生太らない食トレーニング研究所長
管理栄養士 木下ともえです。
って言わないようにしようと思いつつ、ついつい言ってしまいます。
「暑いと火を使う料理はなるべく短くしたい」
「でも、夏バテしないようにしっかりと栄養素もとりたい」
コンロを使う時間を極力短くした塩麹サラダチキンを作りました。
【塩麹サラダチキン】
パサパサになりがちな鶏むね肉、塩麹とトレハロースで下味をつけることでしっとりと仕上がります。
トレハロースは砂糖と同じ糖の一種。
きのこ類、海藻類などに含まれている身近な糖質なんです。
トレハロースのカロリーは砂糖と同じで1g4kcal。
小腸のトレハラーゼというトレハロース分解酵素によりブドウ糖に分解して吸収されます。
甘さは砂糖の約40%なのでさっぱりとした後味で、料理や素材の味を損ないません。
肉の下処理でなじませるとパサつきや硬くなるのを抑えてくれます。
これからは必ずトレハロースを使おうと思います。
<材料2人分>
鶏むね肉 1枚(300g)
塩麹 大さじ3
トレハロース 小さじ2
水 適量
<つくり方>
①鶏むね肉の皮をとりのぞき、塩麹とトレハロースをよくもみ込んでから、一晩冷蔵庫で寝かせる。
②加熱する60分前に冷蔵庫からとりだし、室温に戻す。
③鍋に鶏肉を入れ、かぶるくらいの水を入れ、中火にかける。
④沸騰してきたら、弱火にして3分加熱し、鶏肉を裏返し、フタをして火を切り、冷めるまで放置する。
<ポイント>
*火が通っているか確認してから、冷蔵で保存してください。
*火が通っていない場合は、もう一度、同じように加熱してください。
*煮汁も食べらるので、野菜を入れてスープにしましょう。