管理栄養士/レシピ動画クリエイターの木下ともえです。
10月に梅しごと?そう思う方もいるかもしれません。
でも、ここからが大切な「仕上げ」の時間です。
6月に初めて仕込んだブランデー梅酒。
4か月の時間を経て、梅の実を取り出し、小瓶に移し替える季節になりました。

ブランデー梅酒 完成|氷砂糖・きび砂糖・黒砂糖の3種類を比べてみました
4か月後のブランデー梅酒の変化
6月10日:仕込んだばかりのブランデー梅酒

10月19日:約4か月後のブランデー梅酒

氷砂糖・きび砂糖・黒砂糖──同じブランデーでも砂糖の種類によって、
色と香りがまったく違ってきます。
氷砂糖:琥珀色 きび砂糖:やや濃い琥珀色 黒砂糖:深いブラウン
9日間の変化をYouTubeショート動画でまとめました▼
澱(おり)について

じっくりと見ないとわかりませんが、
きび砂糖や黒砂糖の瓶の底には、澱(おり)が沈殿しています。
これは砂糖や果実に由来する自然な成分です。
静かに上澄みだけを注げば、濁りはほとんど混ざりません。
黒砂糖の梅酒は“おまけ仕込み”

黒砂糖の梅酒は、余った梅でこっそり仕込んだものです。
梅の実が見えないほど、深いブラウン。
見た目通り、氷砂糖やきび砂糖よりコクがありました。
黒糖ブランデー梅酒の材料
- 梅:140g
- 黒砂糖:60g
- ブランデー:250ml
黒砂糖は粉末がおすすめです。
梅酒と梅の実の保存方法

梅酒は、漬けた広口瓶のままでも保存できます。
ただ、私は清潔な小瓶に移し替えました。
なぜ、仕込み瓶のままにしないのか
梅酒は、漬けた広口瓶のままでも保存できます。
ただ、私は清潔な小瓶に移し替えました。
- 広口瓶は場所を取りやすく、日常使いには不便
- 時間が経つと梅の実が崩れて成分が溶け出しやすい
- お菓子や料理にも使いやすく、澄んだ状態で保管したい
上澄みを静かに移すことで、見た目もきれいな梅酒になります。
梅の実の保存

やわらかくなった梅はジップ袋に入れて冷凍。
お菓子や料理に使えます。
梅酒の保存
清潔な瓶に移し替えて、冷暗所または冷蔵庫で保存。
私は冷蔵庫で保存しています。
完成後の分量(目安)
今回のだいたいの完成後の分量(仕込み条件・梅の水分で前後します)。
氷砂糖:1L瓶 → 約700〜800ml
きび砂糖:1L瓶 → 約600~700ml
黒砂糖:1L瓶の半分 → 340ml
使用した保存容器

保存はWECKのストレートとジュースジャーを使用。
冷蔵庫に収まりやすく、注ぎやすい口径で、梅しごとと相性がよいです。
来年は梅シロップや梅酒を漬けるときにも使ってみようかなと考えています。
氷砂糖:WECK ストレートシェイプ 600ml
きび砂糖:WECK ジュースジャー 500ml
黒砂糖:WECK ストレートシェイプ 340ml
まとめ

4か月前に仕込んだブランデー梅酒。
三種類の砂糖で色や香りの違いが生まれ、いろいろな楽しみ方ができそうです。
広口瓶から小瓶に移し替えることで、保存も扱いやすくなりました。
これから少しずつ、お菓子や料理に活用していく予定です。